可能性を引き出す~導入レッスンから初級過程~

子供は大人が考えている以上に大きな可能性を秘めています。興味を持ったことは自然に覚えてしまいます。また「楽しい」と感じるのは自分に理解ができるからです。文字を覚えたての子供が本を読むことと同じように楽譜の音符を読めるようにしていくのですが、言葉のように日常で話したり書いたりはしません。言語も音符も「記号」であることに変わりはありませんので日常に音符と接する時間をきちんと設ければ十分なのです。はじめからテキストに超絶技巧の曲のような楽譜に音符群が黒々と印刷されているわけではありません。音楽の3大要素は「メロディ・ハーモニー・リズム」ですので、はじめは音符の高低長短など学ぶ必要があります。さまざまな音符たちを楽しく集中して学ぶこと、そしてやる気を引き出せるよう工夫しています。「わかれば楽しい」いつも、そう思ってもらえるよう、音楽的自立に向けてレッスンをしています。

音楽の基礎知識も身に付きます。

耳コピでピアノの音を楽しむには限界があると考えています。音符がわからないと十分に音楽を奏でることはできません。情報は楽譜に書かれています。そのため読譜指導には力を入れています。ピアノは音楽を奏でるための楽器ですからピアノに限らず音楽全般の基礎知識はもちろん発展的な内容まで身に付けてもらうようにしています。このことがまたステップアップへの近道となります。また、生徒たちが将来的に音楽とどのように関わるかわかりません。しかしながら「0」からのスタートと「そういえば聞いたことがある、見たことがある」スタート、この2つには取っ掛かりに違いが出てきます。多少個人差はありますが年令と神経発達のピークや成長などに則しながらレッスンの中で反復していますので無理なく身につけていくことができます。

効率と「ひとりひとり」を考えたレッスン

指導歴20年以上になりますが自分自身も効率と合理性を求めて色々学んできました。そしてまた、ひとりひとりに適切にムリなく上達進歩を可能にするにはどうしたらいいのか?実践と失敗(?!)を繰り返しながら今ががあります。現状に満足をするのではなく、本来生徒の分だけ指導方法がなくてはならない、と思っています。

音楽は本当に素晴らしいものです。どんな状況でも自分を裏切りません。癒され勇気づけてくれるものです。古代から人間の身近にあって発展し続けてきました。自由に気分で弾きたい曲を弾けることは何にも替え難い喜びです。そのようになるには、ある程度「修練と継続」が必要かもしれませんが・・。年齢が上がるにつれ音楽の技術面内容面も深くなると同時に練習時間の確保という問題も出てきます。そのような時、それまで培ってきた事がマイナスになることがないよう、無理無駄がないように注意を払いながらレッスンを進めています。

その他

発表会は参加任意(小さいお子さんの場合は、本人に参加の意志があっても良くも悪くも後々の影響を考えて慎重に時期を配慮してご案内させていただきます。)年間のレッスン回数は42~44回です。駐輪・駐車スペースあります。夜9時までレッスン可。土日休み。

お気軽にお問い合わせください。042-427-4474