半音以下の音の存在

6月も数日経ちました。しかしながらまだまだ気の抜けない日々です。5月末まで新型コロナウイルスの感染防止でお休みしていた数名の生徒も6月からレッスン再開です。元気な姿を見ることができてうれしく思っています。ピアノは毎日少しでも弾くようにしていてくれて嬉しさ倍増です。

日本の政治、文化、風習などに対し良い意味でもそうでない意味でも再認識しましたように感じます。そして今回、このパンデミックにより世界のことへの関心がますます拡がりました。

その中で音楽に関することでも知らないことがまだまだあるのだなと思いました。西洋の音楽にとにかく接してきたので当然といえば当然ですが「アラブ音楽」というものに対しては特に知識がなかったのだと思いました。日本でも「中近東の音楽」を聴く人が結構いるらしいのでさらに驚きました。ベリーダンスなどに興味がある方々は勿論接していると思いますが。。。

国々によって、その国らしさを象徴する楽器や旋法・音階、リズム・・などの要素があります。日本の音楽もまた然りです。日本では明治時代から西洋の音楽を学校でも指導するようになり、私たちはきっと「西洋の音楽」という意識もないまま「音楽」に接してきたので、「ドレミファソラシド」も12平均律のピアノも当たり前なのです。しかし、アラブ音楽は半音(ミとファ・シとド。あるいはファとファ#・シとシ♭・・)よりさらに細かな音程が存在しています。半音以下の音です。(=「微分音」)ふつうのピアノでは半音以下の音はありません。半音と全音だけです。

好きで時々行くインド料理の店などでも独特な音楽が流れていると「あ~、インドっぽい」と思っていました。(思っただけで知ろうとは思いませんでした。ちなみにインドはアラブではないしイスラム教よりヒンドゥ教の割合のほうが多いのですが)インドの音楽のオクターブは22の微分音、もっと多いのはトルコで48にも分けられていると知りました。弦楽器なら微分音も出せるでしょうが、声に出して微分音を使いながら歌ったら「コブシ回しすぎ?」みたいになりそうです。(笑)コンピューターでは勿論出来るでしょうが・・。

今年の春は外出自粛で、知らなかったことを知ることができたという、思わぬ収穫がありました。

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